現在の学習者用デジタル教科書

現行の学習者用デジタル教科書は、紙の教科書の内容を電磁的に記録した教材で、2024年度から全国の小中学校等を対象に段階的な導入が進められています。

従来、二次元コード先の動画・音声等は教科書そのものではなく補助教材として扱われてきました。

2025年9月の審議まとめ

2025年9月24日、文部科学省のデジタル教科書推進ワーキンググループは、紙だけでなくデジタルの良さを取り入れられる教科書制度の方向性を取りまとめました。

2026年6月10日に法改正が成立

2026年6月10日、学校教育法等の一部を改正する法律案が成立しました。文部科学省は、英語のネイティブ音声や理科の実験動画等を教科書の一部として掲載し、教科書検定の対象とすることが可能になると説明しています。

紙をなくすこと自体が目的ではなく、紙とデジタルの良さを組み合わせ、学びやすい教科書を作ることが制度改正の趣旨です。

導入時期は「想定」であり確定ではない

文部科学省のFAQでは、次期学習指導要領の検討が前回と同じスケジュール感で進むと仮定した場合、2030年度から2032年度にかけて小・中・高で段階的に新しい教科書の使用が始まる想定例が示されています。これは確定した開始日ではありません。

母坪さんの視点

「面白い!」を次の「なぜ?」につなげる

動画やアニメーションを見て終わるのではなく、「どうしてこうなる?」「次は何を調べる?」と興味を次の学びへつなぐ使い方が大切だと考えています。

今日からできること

現在のデジタル教科書と新制度を分けて理解し、動画や音声が「見るだけ」で終わらず次の問いにつながる使い方を考えます。

  • 現在のデジタル教科書と新制度を分けて確認する
  • デジタル教材を使った後に「なぜ?」を一つ聞く
  • 導入時期は文部科学省の最新情報で確認する

参考資料

制度・調査に関する記述は、以下の一次情報を基準に確認しています。

最終確認日:2026年8月23日